今危ない詐欺

最近実際に増えている詐欺や、
新しい手口をまとめています。

詐欺は、
突然現れます。

そして、
急がせます。

「今増えている危険」を知ることは、
自分や家族を守ることにつながります。

AIが詐欺を見つける時代へ

AIが詐欺を見つける時代へ それでも最後に自分を守るのは「止まる」こと

消費者庁が、全国の消費生活センターに寄せられた相談内容をAI(人工知能)で分析し、詐欺的な悪質商法の新たな手口を早期に探知する仕組みを構築する方針を明らかにしました。

AIによって詐欺を早く見つける。

これは、詐欺防止にとって大きな一歩だと思います。

しかし、私はこの記事を読んで、もう一つ大切なことを感じました。

AIが詐欺を発見する前に、
自分が詐欺に遭遇したらどうするのか?

ここです。


消費者庁がAIで「新しい詐欺」を早期探知へ

今回の取り組みでは、全国の消費生活センターに寄せられる相談内容をAIで分析します。

過去の大規模な投資詐欺などで使われた勧誘文句などを読み込ませ、新たな詐欺的商法の兆候を早い段階で見つけ、注意喚起につなげようというものです。

これまでの対策には、どうしても時間差がありました。

被害が起きる

相談が集まる

行政が把握する

調査する

注意喚起する

その間にも、被害が広がってしまう可能性があります。

AIを活用することで、この時間を少しでも短くする。

ここに大きな意味があります。


怖いのは「最初はうまくいく」詐欺

特に投資詐欺では、最初から「騙された」と感じるとは限りません。

最初は利益が出ているように見える。

場合によっては、少額なら出金できる。

すると、

「本当に儲かっている」

「この人は信用できる」

「もう少し投資してみよう」

と思ってしまいます。

そして、被害に気づいたころには大きなお金を入れている。

ここが投資詐欺の怖いところです。


それでも「入口」だけでは止めきれない

私は先日の記事で、

「詐欺を入口で100%止めるのは難しい」

ということを書きました。

偽広告を排除する。

危険なアカウントを削除する。

AIで新しい手口を発見する。

警察や行政が注意喚起する。

金融機関が不審な送金を確認する。

もちろん、すべて必要です。

しかし詐欺師も、こちらの対策に合わせて手口を変えてきます。

だから私は、

一つの対策ですべてを防ごうとするのではなく、
何重にも「止まる場所」を作る。

これが現実的な詐欺防止だと考えています。


詐欺の入口は違っても、最後には「お金」が動く

SNS広告。

電話。

メール。

LINE。

投資話。

恋愛感情。

警察官を名乗る手口。

入口はさまざまです。

しかし、金銭被害が成立する前には、多くの場合、

「お金を動かす」

という場面があります。

振り込む。

送金する。

現金を渡す。

指定された方法でお金を動かす。

ここに、もう一つの防波堤を作ることができます。


私も「本当に大丈夫かな?」と思っていました

私自身、詐欺被害に遭いました。

そして、お金を振り込む前に違和感もありました。

「本当に大丈夫かな?」

そう思ったのです。

それでも私は誰にも相談せず、一人で判断して振り込んでしまいました。

今なら分かります。

あのとき、相手が詐欺師なのかどうかを完全に見抜く必要はありませんでした。

必要だったのは、

「ちょっと待とう」

それだけだったのです。


詐欺防止を「三重」にする

私は、これからの詐欺防止には三つの段階が必要だと考えています。

① 入口で止める

偽広告や危険な接触をできるだけ排除する。

② 途中で気づく

AI、行政、警察などが新しい手口を早期に発見し、注意喚起する。

③ お金を動かす直前で止める

少しでも違和感があれば、その場で決断しない。

入口で止められれば、それが一番です。

途中で気づけば、そこで止める。

それでも進んでしまったら――

最後の一歩で止まる。


「大丈夫かな?」は、止まる合図です

AIはこれから、詐欺防止の強力な味方になるでしょう。

しかし、最後にスマートフォンを操作するのは自分です。

振込ボタンを押すのも自分です。

だから、お金を動かそうとしたとき、ほんの少しでも、

「大丈夫かな?」

と思ったら、その感覚を無視しないでください。

振り込まない。

送金しない。

誰か一人に話す。

そして――

迷ったら、一時間。

詐欺だと分かってから止まるのではありません。

迷ったから、止まる。

AI。

行政。

警察。

金融機関。

家族。

そして、自分自身。

何重にも防波堤を作る。

それでも最後まで進んでしまったときには、

お金を動かす、その直前で止まってください。

その一時間が、あなたとあなたの大切な人を守る時間になるかもしれません。

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