迷ったら、一時間

詐欺は、
気づけなかったからではありません。

止まれなかったから起きます。

迷ったら、一時間。

一度止まることで、
見えるものがあります。

「一人で決めない」
ための考え方や、
止まるためのヒントをまとめています。

詐欺師は人を孤立させる

詐欺師は人を孤立させる―被害を防ぐ唯一の方法とは

詐欺師は人を孤立させます

最近、Yahoo!ニュースで、とても印象に残る記事を読みました。

そこには、SNS型詐欺やニセ警察詐欺の手口について、こんな言葉が紹介されていました。

「信用させ、孤立させ、資産を奪う」

私はこの言葉を見た瞬間、「やっぱりそうだった」と思いました。

私はSNS型投資詐欺で約350万円を失いました。

その後も返金詐欺に遭い、「なぜ止まれなかったのか」を考え続けています。

その答えを探すため、私は銀行員、郵便局員、コンビニ店員、タクシー運転手、弁護士、AIなどが詐欺被害を防いだ事例を数十件集め、分析してきました。

すると、一つの共通点が見えてきました。

詐欺師は最初からお金を奪いません

まず信用させます。

警察官を名乗る。

投資の専門家を名乗る。

恋人を装う。

親切なサポート担当者を演じる。

時間をかけて信頼関係を築きます。

そして次に行うのが、「孤立させること」です。

「誰にも話さないでください」

「家族にも言ってはいけません」

「一人になってください」

「ネットで調べないでください」

こうして被害者を周囲から切り離し、一人で判断する状況を作ります。

そして最後に送金を急がせ、お金を奪います。

被害を防いだ人たちには共通点がありました

私は数多くの「止まった事例」を分析してきました。

銀行員。

郵便局員。

コンビニ店員。

タクシー運転手。

弁護士。

そして最近ではAIです。

最初は別々の出来事だと思っていました。

しかし分析を続けるうちに、共通点が見えてきました。

被害を防いだ人たちは、詐欺師を見抜いたのではありません。

被害者を一人にしなかったのです。

声をかける。

話を聞く。

質問する。

時間を作る。

相談につなげる。

それだけで、多くの被害が防がれています。

私が目指しているもの

だから私は、活動の目的を一言で表すなら、この言葉になります。

詐欺師は、人を孤立させます。

だから私は、一人で判断させない仕組みをつくっています。

現在取り組んでいる「しんちゃんチェッカー」も、そのための仕組みです。

AIが詐欺を見抜くことが目的ではありません。

迷った人が、一人で判断しないための「もう一人」になること。

それが目的です。

迷ったら、一時間

私はこれまで、

「迷ったら、一時間」

という言葉を伝えてきました。

今、その意味が以前よりはっきり見えています。

一時間待つことが目的ではありません。

その一時間で、

誰かに話してください。

誰かに相談してください。

一人を二人にしてください。

それが詐欺を止める、一番大きな力になります。

最後に

詐欺を完全になくすことは簡単ではありません。

しかし、詐欺師が作ろうとする「孤立」を壊すことはできます。

私はこれからも、一人で判断させない仕組みを広げていきます。

詐欺師は、人を孤立させます。

だから私は、一人で判断させない仕組みをつくっています。

これが私の活動の原点であり、これからも変わらない使命です。

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