大分県別府市で、60代の女性がオレオレ詐欺により3000万円を騙し取られる事件が発生しました。
警察官が金融機関で対応しましたが、女性は犯人から事前に「こう答えろ」と指示されていたため、被害を防ぐことができませんでした。

事件の流れ

• 「警察官」や「検察官」を名乗る男から「迷惑メールの被害届が出ている」「身柄を拘束する」との電話が入る。
• 女性は「口座の金が逃走資金と思われる」と言われ、全額出金を指示される。
• 金融機関の職員が不審に思い警察へ通報。警察官が駆けつけるが…
• 女性は犯人の指示通り「家で保管する」と説明。
• 警察の『電話はなかったか？』との質問にも『ない』と回答。
• 架空の「弟」に電話し、警察官が対応するも「姉に任せている」と言われる。
• 警察は不審に思いつつも女性の意思を尊重し対応を打ち切る。
• その後、2200万円を窓口で引き出し、マンション駐車場で男に手渡す。
• 21日、知人に相談して詐欺と発覚。

警察の注意喚起

警察は「詐欺犯は、事前に被害者に『こう答えれば問題なく出金できる』と指示することがある。少しでも不審な点があれば、必ず家族や警察に相談してほしい」と呼びかけています。

2025.02.24

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