札幌・旭川・空知で相次ぐ詐欺被害:総額8500万円超え
記事の内容
北海道内で、SNSや電話を利用した詐欺事件が相次いで発生し、総額で8500万円以上の被害が確認されています。詐欺手口はますます巧妙化しており、被害者の多くが高齢者やSNSを利用する人々です。
札幌市西区の60代男性、投資詐欺で3000万円被害
札幌市西区に住む60代男性が、SNSで知り合った「投資家」を名乗る女性から、外国為替証拠金取引(FX)への投資を勧められ、約3000万円を騙し取られました。
女性は「結婚生活のために一緒に投資しよう」と持ちかけ、男性は11月11日から25日にかけて16回にわたり現金を振り込みました。不審に思った親族から指摘を受け、男性が警察に相談し被害が発覚しました。
女性は「結婚生活のために一緒に投資しよう」と持ちかけ、男性は11月11日から25日にかけて16回にわたり現金を振り込みました。不審に思った親族から指摘を受け、男性が警察に相談し被害が発覚しました。
旭川市の70代女性、警察官を名乗る詐欺で2400万円被害
旭川市の70代女性が、「個人情報が漏れている」と総務省職員を名乗る男から電話を受け、警察官や検察官を名乗る人物に捜査協力を求められました。
女性は、1月15日から25日にかけて計4回、現金を宅急便で指定された住所に送付。最終的に被害額は2400万円に上りました。
女性は、1月15日から25日にかけて計4回、現金を宅急便で指定された住所に送付。最終的に被害額は2400万円に上りました。
札幌市中央区の60代女性、副業詐欺で920万円被害
札幌市中央区の60代女性が、SNSで知り合った人物から「SNS上の動画をクリックするだけで収入が得られる」という副業を勧められました。
しかし、作業に「誤りがあった」として違約金を要求され、7回にわたって現金920万円を振り込みました。女性は10月25日に被害に気づき、警察に相談しました。
しかし、作業に「誤りがあった」として違約金を要求され、7回にわたって現金920万円を振り込みました。女性は10月25日に被害に気づき、警察に相談しました。
知管内の50代女性、通信障害詐欺で210万円被害
空知管内の50代女性は、「日本セキュリティネット協会」の職員を名乗る男から「スマートフォンにシステム障害が発生した」と連絡を受け、復旧費用として電子マネー10万円を支払いました。
さらに「他の会社に被害を与えている」と言われ、11月5日までに合計210万円を振り込んでしまいました。
詐欺の特徴と対策
今回の詐欺事件には、以下の共通点があります。
- SNSや電話を介した接触:信頼を得た後、高額な金銭を要求する。
- 緊急性を煽る手口:被害者に「早急な対応」を促し、冷静な判断をさせない。
- 多回数の振り込みや送金:一度の支払いで終わらず、複数回にわたり金銭を搾取する。
被害を防ぐためには
- 知らない相手との金銭のやり取りは避ける
- 家族や知人に相談する
- 電話やSNSでの不審な勧誘に対しては、一度立ち止まって調べる
- 不安を感じたら、すぐに最寄りの警察署に相談する
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