生成AI悪用|保護猫団体を狙う新手詐欺の全手口
善意につけ込む「保護支援」を装った詐欺が急増
地域猫活動や保護猫活動は、常に資金不足・人手不足・時間不足と隣り合わせです。
そんな現場の苦しさを熟知した上で、卑劣な詐欺師たちが新たな手口を使い始めています。
それが
👉 生成AIで作られた偽の保護施設・猫・スタッフ映像を使う詐欺です。
今回ご紹介するのは、
実際に地域猫活動団体が被害に遭ったリアルな事例をもとにした内容です。
詐欺の概要|「引き取ります」という甘いDM
ある日、地域猫活動を行う団体に届いた1通のDM。
「まだ受け入れに余裕があります」
「高齢猫や衰弱した子も大丈夫です」
「動物看護師資格を持つスタッフが常駐しています」
文章と共に送られてきたのは、
☑ 日当たりの良い部屋
☑ 毛並みの良い猫たち
☑ 清潔そうな施設内動画
一見すると理想的な保護団体にしか見えません。
LINEミーティングのみを強く主張する不自然さ
団体側が連絡を取ると、
相手は「代表」を名乗る若い女性。
✔ 直接会うことは拒否
✔ 施設見学も不可
✔ やり取りはLINEのみ
そして突然こう言われます。
「保護にかかる費用として10万円を前払いしてほしい」
理由は
「赤ちゃん猫は急変する」
「24時間対応の病院と連携している」
命を盾にされ、
切羽詰まった状況だった団体は振込を決断してしまいました。
入金後に起きた“想定通りの結末”
・電話は「現在使われていません」
・LINEアカウント削除
・団体所在地は無関係な美容院
・代表の名前も架空
完全ななりすまし詐欺でした。
警察に相談した際、こう告げられます。
「その映像は生成AIで作られたフェイクの可能性が高い」
なぜ詐欺師はこの手口を使うのか?
心理的理由
-
弱った命を前に冷静さを失う
-
「今助けなければ」という焦り
構造的な理由
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動物保護団体は参入障壁が低い
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公的認証がほぼ存在しない
技術的理由
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生成AIで
-
猫
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施設
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スタッフ
-
動画
すべて作れる時代
-
動画=本物
という思い込みを逆手に取っています。
被害に遭うまでの典型的プロセス
① SNS・DMで接触
↓
② 信頼できそうな動画を送る
↓
③ LINEミーティングのみで対応
↓
④ 前払い金を要求
↓
⑤ 入金後に連絡断絶
この流れ、一つでも当てはまったら要注意です。
保護団体・個人ができる防犯アドバイス5つ
✅① 必ず現地で会う
直接会えない団体は信用しない。
✅② 前払い金は原則NG
正規団体は契約・後精算が基本。
✅③ 住所を事前に調べる
Googleマップで施設規模を確認。
✅④ 団体の過去実績を見る
SNS履歴・活動年数・第三者評価。
✅⑤ 動画を「証拠」と思わない
今は誰でもリアルな偽物を作れる。
心を守るために伝えたいこと
騙されたのは
あなたが「優しかったから」です。
責められるべきなのは
善意と命を利用した詐欺師だけ。
一度立ち止まることは
猫たちを見捨てることではありません。
それは
👉 次の被害者を生まない行動です。
📌 イラスト挿入:猫と人が寄り添うイメージ
出典
・読者提供体験談
・YAHOO!NEWS<生成AI詐欺関連記事>2025年
・警察庁 公表資料


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