【3億円被害】SNSロマンス詐欺の驚愕手口とは?
【ニュースの詳細解説】
■ 3億円を失ったSNS詐欺事件
2024年12月、大阪府に住む50代女性のもとに、SNSで東京在住を名乗る40代男性からDMが届きました。
会話を重ねるうちに女性はこの人物に好意を抱き、やがて「金(きん)への投資」で儲けられるという甘い誘いに応じることに――。
女性は、44回にわたり合計3億1000万円を詐欺師の指定口座に振込。サイト上では「2億円以上の利益が出ている」と表示されていましたが、資金を引き出せず、不審に思い警察に相談して発覚しました。
さらに大阪府内では同様の手口で総額4億円以上がだまし取られていたと警察が発表。警察はロマンス詐欺とみて捜査を進めています。
【ロマンス詐欺と投資詐欺が結びつく理由】
SNSで出会った相手から「恋愛」を餌にして、最終的に「投資」を勧める――これが今のロマンス詐欺の進化形です。
■ 詐欺師にとってのメリット
-
恋愛感情を利用し、警戒心を薄れさせる
-
DMやLINEなど密室のやりとりで心を操れる
-
「投資=儲かる話」と思わせて多額を狙える
-
海外の偽サイトで「利益」を見せて信じ込ませる
巧妙に感情とお金を絡めることで、冷静な判断を奪う構造になっています。
【被害のプロセス解説】
-
SNSで接触し、恋愛感情を育てる
親密なやりとりを通じて信頼関係を築きます。 -
投資話を持ちかける
海外の投資サイトなど「稼げそうな話」で興味を引きます。 -
振込を重ねさせる
最初は少額→次第に高額な投資へ誘導。 -
利益が出ているように見せかける
架空の「運用サイト」で儲けがあると見せる。 -
出金できない&追加入金を要求
出金できない理由を並べ、さらに信用・入金を求めます。 -
連絡が途絶えるか、「もっと振込んで」と要求が続く
【防犯アドバイス:5つの対策】
■ 1. SNSでの出会いに注意
知らない人からのDMには慎重に。恋愛感情を利用した詐欺は激増中です。
■ 2. 「投資の話」が出たら詐欺を疑う
恋愛と投資は本来無関係です。金銭の話が出た時点で一旦距離を置きましょう。
■ 3. 相手の話を第三者に相談する
冷静な目線をもらうことで、詐欺のサインに気づけます。
■ 4. 相手の情報をネットで検索
名前・LINE ID・会社名などを検索すると、詐欺の前例が見つかる場合があります。
■ 5. すぐに振り込まず、警察に相談を
少しでも不安に思ったら、振込前に相談する勇気を。
【心を守るメッセージ】
詐欺に遭うのは、「優しい人」「真面目な人」が多いというのが現実です。
誰かを信じる気持ちはとても素敵なこと。でも、お金の話になった瞬間、その信頼は慎重に扱うべきサインです。
「自分は大丈夫」と思わず、少しでも不安を感じたら、誰かに相談してください。
あなたのお金と心を守るために。
出典:関西 NEWS WEB(NHK) 2025年7月10日


この記事へのコメントはありません。