
最新注意「ディープフェイク詐欺広告」の実態と対策
SNSに溢れる「有名人になりすまし詐欺広告」とは?
最近、FacebookやInstagramなどのSNS上で「有名人が投資を推奨している」ように見せかける広告が急増しています。
これは「ディープフェイク技術」を用いて、当人はまったく関与ないのに、実在の有名人を使って映像を操作して伝える悪質な詐欺広告です。
詐欺広告の特徴
ディープフェイク技術を駆使
- 有名人の顔と声を使い、自然な動画を作成
- 本人が推奨しているように見せる
虚偽の信頼情報
- 「政府公認」「利益保証」といった言語の大文字
- 実在しないプラットフォーム名
買わせるアオリ文句
- 「本日のみ、4万円で投資」など、証券もない「大量利益」を早口
無関係な企業名と不審なドメイン
- 「Healthy Plate」など、全く無関係な名前
- 一覧して怪しいドメインを使用
詐欺広告が成立する理由
「映像」が情報の信頼性を“偽装”し、“操作”している
現代のSNSは動画がメイン。 「本人が言っている」という映像により、疑うことなく信じてしまう人が絶えません。
匿名性を活かし、確認させない
定額料金などの請求に関して詳細を説明せず、情報を曖昧にしたまま怪しいリンクへと誘導する詐欺的手口
被害の流れ
1. 広告を目にする
- FacebookやYouTubeのタイムラインに出現
2. 動画を見て信じる
- 有名人の顔と声で信頼してしまう
3. リンクをクリック
- 疑わずに別サイトへ誘導
4. 金銭を送金
- クレカ信用情報を入力
- その後、連絡がつかなくなる
詐欺広告を防ぐための5つのアドバイス
- 有名人が素人向けの投資をSNSで誘導することはほぼありません
- 「本日4万円で必ず利益」は 100%詐欺。その場でページを閉じて退散しましょう
- 怪しいURL、企業名を見て、ググる習慣を
- SNSの広告は「信用できる」と思わないこと
- 誰かに「これって大丈夫?」と相談しましょう!
心を守るメッセージ
今日のデジタル社会では、直感だけで信じてしまうことが、大きな損失につながることもあります。
「有名人」「AI」「利益保証」などの言葉にまどわされず、一歩たち止まって確認すること。
「これはおかしい」と気づいたその一歩が、他の被害者を救うきっかけになります。
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