オレオレ詐欺

「オレオレ詐欺」は、電話を使って親族や警察・弁護士などになりすまし、金銭を騙し取る詐欺の一種です。特に高齢者を狙うケースが多く、「事故を起こした」「借金を返さないといけない」などの理由で現金を要求される手口が一般的です。

騙されたふり作戦

「だまされたふり作戦」とは?オレオレ詐欺を撃退する警察の手口とその実態

「だまされたふり作戦」とは?

だまされたふり作戦」は、被害者が詐欺対応の一環となることで詐欺犯罪者を逮捕へと近づける手法です。特に、「オレオレ詐欺」や「マルチ商法詐欺」などの種類で有効とされており、被害者が直接行動を起こすことで詐欺犯罪者を生捕できるようになります。
騙されたふり作戦

主要な経緯

  1. 詐欺対象が逮捕に合意
  2. 詐欺対象が詐欺に対応
  3. 詐欺犯罪者が実際に出向し、被害者がフェイク準備した金銭を渡す
  4. 詐欺犯罪者を現行犯逮捕

実際の事例

福岡県の場合

2024年3月31日、福岡県直方市の80代の女性に、息子を名乗る詐欺対象から電話がかかった。

  • 「株でもうけたが税金を払わなければならない」
  • 「お金が必要」

そう言われ、すでに詐欺にあい230万円の財布を渡した女性だが、息子に確認し、詐欺だと判明。
このタイミングで再び電話がかかってきたため、警察の協力を得て「だまされたふり作戦」を決行。

  • 準備した金銭を渡すふりをして詐欺犯罪者を呼び出し
  • お金を受け取った瞬間に警察が現行犯逮捕

警察はこのタイミングを不審に思い、「少年の背後に大きな組織が存在している可能性」を挙げている。

まとめ

詐欺犯罪者は、被害者の感情を狙って信用を獲得しようとします。しかし、「だまされたふり作戦」を駆使することで、被害を最小限に抑えるとともに、詐欺犯罪者を値に落とします。
一方で、この作戦は実施のタイミングが重要で、警察や被害者の言合わせが必要です。


【出処】YAHOO!「RKB毎日放送」

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