
【緊急警告】ビデオ通話で警察手帳を提示?最新の詐欺手口に要注意!新潟県で350万円被害
ビデオ通話で“警察手帳”?詐欺グループの巧妙な演出に要注意!
2024年3月、新潟県柏崎市で発生した詐欺事件。30代の女性が被害に遭った手口は、これまでにない巧妙さで、多くの人に警戒を促す必要があります。
事件の概要
被害女性は3月26日、スマホに「総務省」や「兵庫警察署」の警察官を名乗る人物から着信を受けます。内容はこうでした:
- 「あなたの電話から迷惑メールが大量に送られている」
- 「あなたの名義で銀行口座が作られ、詐欺に使われている」
- 「この件は極秘捜査なので口外してはならない」
その後、メッセージアプリに誘導され、ビデオ通話が開始。
そこで見せられたのは「警察手帳のようなもの」「逮捕状らしき書類」でした。
心理を突いた“恐怖”と“信頼”の操作
犯人はさらに「あなたに逮捕状が出ている」「このままでは罪に問われる」などと不安を煽り、資金洗浄に関する確認が必要だと主張。
結果、女性は3月31日に指定された口座に350万円を送金。 「3日後に返金する」と言われたものの、連絡が途絶え、被害に気付くこととなりました。
この手口の何が危険か?
- ビデオ通話の演出:顔を見せることで“本物らしさ”を演出
- 公的機関を名乗る安心感:総務省・警察・検事といった肩書きに騙される
- 返金の約束:一時的な送金と見せかける
どう防ぐ?ビデオ通話であっても疑うべきポイント
- 本物の警察官が電話やビデオ通話で個人情報を聞くことはありません。
- 「口外しないで」と言われた時点で詐欺の可能性が高いです。
- 少しでも不審に思ったら、電話を切って警察署の代表番号に確認しましょう。
同様の手口、全国で拡大中
この“ビデオ通話で信用させる”手口は、新潟に限らず全国で報告が増えています。2023年から増加傾向にあり、被害総額は億単位に達する見込みです。
まとめ:あなたも狙われているかもしれない
このような手口は、高齢者だけでなく、若い世代にもターゲットが広がっています。 「自分は大丈夫」と思っている人ほど、油断が命取りになる可能性があります。
今後、さらに手口が進化することが予想されるため、周囲の人にもぜひシェアしてください。
詐欺の手口や防止策を知っておくことが、何よりの“盾”になります。
【出処:YAHOO!<にいがた経済新聞>】
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