特殊詐欺

特殊詐欺とは、電話やインターネットを悪用し、言葉巧みに金銭をだまし取る犯罪の総称です。オレオレ詐欺や架空請求詐欺、近年ではSNSやビデオ通話を利用した新たな手口が増加しています。本カテゴリーでは、最新の特殊詐欺の手口や事例、被害防止のための対策情報を詳しく紹介し、皆様が被害を未然に防げるようサポートします。

インスタグラマー

インスタ案件詐欺に要注意!信頼される投稿者が標的に

📌インスタ案件詐欺に要注意!50代男性が被害

2025年6月、山形県鶴岡市の50代男性が、Instagramを通じて受けた案件依頼を信じ、合計約108万円をだまし取られるという特殊詐欺被害に遭いました。

被害者は以前からインスタグラム上で商品紹介を行い、PR報酬を得ていたインスタグラマーです。そんな中、家電メーカーを名乗るアカウントから「コーヒーメーカーのPR動画を投稿してほしい」との依頼が届きました。

やり取りはLINEに移り、報酬額は7万8000円と提示。口座情報を送ったところ「一桁間違っている」「信用が下がったため報酬は凍結」と告げられ、信用回復のために報酬と同額の振込を求められました

その後も、

  • 「信用を回復するため100万100円が必要」

  • 「さらに別の副業を受ける必要がある」

などと言われ、最終的にATMから合計108万円を振り込んでしまったのです。

男性はその後も要求が続くことを不審に思い、インターネットで検索。同様の詐欺被害例を見つけたことで詐欺だと気づき、警察に通報しました。


🧠詐欺師がこの手口を使う理由とは?

詐欺師が「インフルエンサー案件型」の手口を使う理由は以下の通りです:

匿名性と権威の“融合”

  • SNSでは簡単に“企業アカウント”を装える

  • しかも「〇〇社のPRです」と名乗れば信頼されやすい

  • DM(ダイレクトメッセージ)やLINEへの誘導で詐欺空間に持ち込める

「報酬がある=信頼できる」と思わせる構造

  • 「前払い」「成功報酬」「追加ボーナス」など、受け手に魅力的なワードを連発

  • 少額スタートで心理的ハードルを下げ、徐々に高額を求める“スモールスタート詐欺”

情報弱者ではなく「情報通」を狙う

  • SNSに慣れていて、副業経験もある人をあえて狙う

  • 自信のある人ほど“自分は見抜ける”と思い込んでいるため、騙されやすい傾向に


📉被害プロセスの解説

被害者が詐欺に陥る流れを整理すると、以下のようになります:

  1. 信頼ある「企業アカウント」からDMが届く

    • フォロワーが多い人を選び、案件風メッセージを送信

  2. LINEで詳細のやり取りへ誘導

    • 外部SNSに移ることで、運営側の監視を回避

  3. 「前払いの報酬」を提示し、安心感を与える

    • 現金受け取りの手続きとして“振込ミス”や“信用回復”を要求

  4. ATMで振込をさせる

    • 現金を手に入れた後も「追加で必要」と金額を吊り上げる

  5. 不信感が芽生えた時にはすでに大金を失っている


🔒防犯アドバイス5つ

① 本物の企業か「認証バッジ」で確認を

  • Instagramの“公式認証済みマーク”があるかをチェック

  • 企業名を検索し、同一ドメインかどうかも見比べる

② 案件依頼でLINE移行は要注意

  • DMで済む話をLINEに移した時点で詐欺の可能性大

③ 「前払い報酬」には疑ってかかる

  • 企業は基本、前払いしない

  • 金銭絡みの話は“契約書”を交わしていないなら即警戒!

④ お金を“支払わせる”案件はすべて詐欺

  • 支払いを求める時点で業務ではなく“詐欺”です

⑤ 少しでも不安ならネット検索&誰かに相談

  • 同様の手口がないかすぐに調べてください

  • ひとりで悩まず、知人や警察に早めに相談を


💬心を守るためのメッセージ

「自分はネットに詳しいから大丈夫」
「いつも案件を受けているから見分けられる」
そう思っている人ほど、巧妙な詐欺のターゲットになります。

SNSで案件を受けることは、今や当たり前の時代。
でも、「信じる前に調べる」「LINEに誘導されたら疑う」など、自衛意識を持つことが何より大切です。

あなたのフォロワーや発信力を狙ってくる詐欺師たちから、自分と大切な人を守っていきましょう。


出典:YAHOO!NEWS<テレビユー山形>2025年7月10日

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