
新宿・歌舞伎町で急増中!SNSで誘われた先でのぼったくり被害と対策
新宿・歌舞伎町でのぼったくり被害が急増
なぜ歌舞伎町が狙われるのか?
- 訪れる人の多くが初めての観光客や出張者であるため、土地勘がなく警戒心が低い
- 繁華街での飲食店は「遊び慣れていない」人がターゲットになりやすい
SNSで誘われるぼったくりの典型的な手口
この種のぼったくりは、巧妙な手口でターゲットを油断させます。以下に典型的な流れを紹介します。
手口の流れ
- SNS(主にInstagram、Twitter、Tinderなど)で女性からの接触
・魅力的な女性が突然「飲みに行きませんか?」とメッセージを送ってきます。
・アカウントは一見普通の女性に見えるため、警戒されにくいのが特徴です。 - 新宿・歌舞伎町の特定のバーやラウンジに誘導
・「知り合いが経営しているお店」「落ち着いて飲めるバーがある」と誘われ、歌舞伎町の店に案内されます。 - 店内での高額なオーダーを強要
・一見普通の飲み物やフードを注文しただけなのに、1杯数万円、数十万円の料金が請求されます。
・女性が「高級シャンパンを頼もう」などと提案し、気付かないうちに法外な金額になるケースが多いです。 - 店を出る際に高額請求と脅迫
・最終的に20万円〜50万円以上の高額請求をされ、支払いを拒否すると「暴力団」「警察に通報する」と脅迫されることも。
・被害者は恐怖から支払わざるを得ない状況に追い込まれます。
実際の被害事例
【事例1】出張中のビジネスマンが被害
30代男性がSNSで知り合った女性と飲みに行ったところ、2時間で30万円の請求を受けました。女性は「この店は普通だから安心して」と言っていたため、疑わずに入店。支払いを拒否すると、店員が背後から脅迫し、最終的にクレジットカードで支払わされました。
【事例2】観光客がぼったくり被害
観光で東京を訪れていた外国人男性が「日本のナイトライフを案内する」という女性の誘いを受け、歌舞伎町のバーで一晩10万円を請求されました。英語が話せるスタッフが出てきて強引に支払いを迫られ、クレジットカードを取り上げられたとのこと。
なぜ被害が増えているのか?
SNSの普及
- 誰でも気軽に他人と繋がれるSNSが普及したことで、詐欺師はターゲットを見つけやすくなっています。
- 特に、出会い系アプリやSNSを利用する若年層が被害に遭いやすいです。
店と詐欺師が結託している
- 詐欺師と店舗が結託しており、事前にシナリオが用意されていることが多いです。
- 店の経営者は「観光客だから大丈夫」「一度きりの客だから問題にならない」と考えています。
被害を防ぐための対策
SNSで知り合った人と会う場合は慎重に
- 初めて会う人との飲み会は信頼できる場所で行いましょう。
- 女性から急に誘いが来た場合は、不自然に思うことが重要です。
店に入る前に料金システムを確認する
- 店の料金設定が明確に提示されていない場合は、入店を断るべきです。
- 「コース料金が明確か」「席料やサービス料が別途請求されるのか」を事前に確認しましょう。
一人で行動しない
- 繁華街では一人で行動しないことが安全です。
- 人や同僚と一緒に行動することで、詐欺に遭うリスクを減らせます。
支払いを求められたら毅然とした態度で対応
- 高額請求を受けた場合は、毅然とした態度で断り、警察を呼ぶと伝えましょう。
- 相手が暴力団をほのめかしても動揺しないことが大切です。
- 絶対に支払ってはダメです!
被害に遭った場合の対処法
もしぼったくり被害に遭った場合、以下の手順で対処しましょう。
警察に通報する
- 歌舞伎町ではぼったくり被害が頻発しているため、警察は迅速に対応してくれます。
クレジットカード会社に連絡する
- 不正な請求であれば、カード会社にチャージバックを依頼できる場合があります。
消費者センターや弁護士に相談する
- 消費者センターや法律の専門家に相談し、今後の対応を検討しましょう。
まとめ
新宿・歌舞伎町でのSNSを利用したぼったくり被害は、今後も増加が懸念されます。しかし、正しい情報と慎重な行動で被害を防ぐことができます。危険な誘いには十分注意し、安全なナイトライフを楽しみましょう。
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