投資詐欺

投資詐欺は、高利益やリスクのない投資を装って金銭をだまし取る詐欺です。代表的な手口には、ポンジ・スキームや仮想通貨詐欺などがあります。疑わしい投資話には注意し、信頼できる情報を必ず確認しましょう。

暗号資産詐欺

広島市で暗号資産詐欺1.4億円被害の実態

ニュースの詳細解説

2025年6月から7月にかけて、広島市南区に住む70代男性が 総額1億4468万円もの暗号資産(仮想通貨)をだまし取られる事件 が発生しました。

被害者は、犯人から「この投資で必ず資産が増える」と勧められ、スマートフォンに暗号資産取引アプリをインストール。その後、犯人の指示通りに「ビットコイン」などを繰り返し購入し、指定されたアドレス(口座番号に相当)に送金してしまいました。

最終的に送金した資産は戻ることなく、犯人とも連絡が取れなくなり、高額被害が確定しました。


詐欺師がこの手口を使う理由

暗号資産を利用した詐欺が急増している背景には、以下のような要因があります。

1. 匿名性の高さ

暗号資産は送金先が「アドレス」という文字列で表され、送金した相手の実名や所在地がわからないため、追跡が困難です。

2. 送金の不可逆性

一度送った暗号資産は取り消せません。クレジットカードのような「返金手続き」がなく、被害回復が難しいのです。

3. 専門的な仕組みで混乱を狙う

被害者は暗号資産の仕組みに詳しくないことが多く、詐欺師は「専門用語」や「投資知識」を使って権威を演出します。

4. 心理的な操作

「今だけ」「すぐに儲かる」といった言葉で焦らせ、冷静な判断を奪います。


被害のプロセスを解説

  1. きっかけ
    投資話や儲け話がSNSや電話で持ちかけられる。

  2. 信頼構築
    「自分は投資のプロ」「必ず利益が出る」と権威を示す。

  3. アプリの導入
    正規の暗号資産取引アプリを使わせ、安心感を与える。

  4. 繰り返し入金
    小額の利益を演出し、さらに大きな金額を送金させる。

  5. 連絡断絶
    最終的に連絡が途絶え、資産は戻らない。


防犯アドバイス:5つのチェックポイント

1. 「必ず儲かる」という言葉を疑う

投資に保証は存在しません。100%の利益を約束するのは詐欺の典型です。

2. 送金先アドレスを鵜呑みにしない

信頼できる相手以外に暗号資産を送ることは危険です。

3. 専門用語でごまかされない

難しい言葉で説明されても、不明点は必ず確認しましょう。

4. 一人で判断せず相談する

家族や金融機関に相談することで、冷静さを取り戻せます。

5. 不自然な勧誘を無視する

「今すぐ入金しないと損する」という焦らせる話は要注意。


心を守るためのメッセージ

詐欺は「不安」と「欲望」に付け込みます。
「将来が不安だから投資したい」「もっと豊かになりたい」という気持ちを悪用されるのです。

大切なのは、立ち止まる勇気と、相談する習慣です。
あなたのお金も心も守るために、「少しでも怪しい」と思った時点でブレーキをかけましょう。

安心して暮らせる社会をつくるために、一人ひとりが警戒心を持つことが重要です。


出典:YAHOO!NEWS<中国新聞>

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