
被害者が語る「後悔しない弁護士選び」|ネットより“顔が見える”弁護士を選ぶべき理由
こんにちは。
今回の記事では、実際に詐欺被害に遭った方の「弁護士選び」に関するリアルな体験談をもとに、私からも思うことをお話しします。
詐欺に遭って、「なんとかしたい」と思ったとき、多くの方が真っ先に考えるのが「弁護士に相談する」という選択です。
けれど、実はここにも落とし穴があるんです。
💥「弁護士なら誰でも大丈夫」ではない
ある被害者の方は、SNS投資詐欺の被害に遭い、ネット検索で「詐欺に強い弁護士」と見つけた事務所に依頼しました。
支払った金額は約100万円。そしてその後には「成功報酬」として回収額の3%もかかります。
ところが、進捗報告も少なく、頼りたかった局面で「それはご自身で確認してください」と言われてしまった…。
例えば、詐欺犯に送金した銀行口座の残高を確認する場面では――
「もし残高がゼロだったらどうしようという恐怖で、身体が固まってしまう」
「指先が冷たくなって、パソコンの画面を見るのも怖い…」
こんな強いストレスの中で、「その確認は自分でやってください」と言われたそうです。
🧠 弁護士に期待していたことは「法的な専門知識」だけじゃない
被害者が弁護士に求めていたのは、
✅ 法律の知識だけではなく
✅ 不安を共に受け止めてくれる存在
だったのです。
「書類が来たら連絡してください」
「サイトを見て確認してください」
それが正しい手続きなのかもしれません。
でも、それだけでは心がついていかない。
📍 ネットでの依頼、口コミの落とし穴
依頼を決めた時には、ネットの口コミ評価は「★5つ」だったそうです。
ところが、後日見てみると評価は「★2つ」に下がっていた…。
「今思えば、最初から“地域の弁護士事務所”に行って、対面で相談すべきだったと後悔しています。」
この方が伝えたかったのは、
顔の見える場所で、心の声を聞いてくれる弁護士を選ぶことの大切さ。
💡 被害者の立場に寄り添える弁護士とは?
私自身の経験からも、被害者に寄り添える弁護士には共通する特徴があると感じます。
- 最初から「すぐに返金できる」とは言わない
- 被害者の感情に耳を傾けてくれる
- 書類手続きだけでなく、心のサポートもしてくれる
- 進捗をこまめに報告してくれる
「相談者に夢を見させる弁護士」より、
「現実をきちんと伝えてくれる弁護士」を選ぶことが、結果的に安心につながるのです。
📣 最後にひとこと
被害に遭った直後の私たちは、正直言って「冷静ではいられません」。
だからこそ、“誰に頼るか”が本当に大切なんです。
もしあなたがこれから弁護士に相談しようとしているなら、
ぜひ「顔が見える関係」を作れる人に相談してください。
どんな小さな一歩でも、「自分を守る行動」につながるはずです。
次回の記事では、「信頼できる弁護士を見分ける5つのポイント」について、
さらに具体的にお話ししていきます。どうぞお楽しみに。
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