
信じた相手が仕掛けた罠|日常に忍び寄る詐欺の真実
日常に忍び寄る詐欺の真実
信頼構築と関係深化のきっかけとして
2023年X月、Facebookの投稿に一言コメントをくれたHが最初のきっかけでした。友達承認後、会話はあっという間にLINEに移行し、日々の雑談や仕事、生活の話で親しみを感じるように。やがて、Hは

と話してくれて、お互いに仕事への情熱を語ることが日常になりました。
共通点と信頼を強調
初めてHさんと話した時から、不思議なほどお互いの価値観が一致しているように感じました。

と驚きと喜びでいっぱいでした。コロナの影響でビジネスに苦労していた時、Hも同じ状況にいたと話し、さらに親近感が湧いたのを覚えています。
疑念を感じた瞬間とその後の思い
信頼が深まる中、ネットショップ運営の話が具体的になった頃に、

と言われ、少しだけ違和感がありました。でも、Hが送ってきた利益が出ているスクリーンショットや

という言葉で不安が吹き飛び、次のステップに進んでしまったのです。
関係が深まる中での依存心
日々のやりとりが続くうちに、Hがまるで親友のような存在に思えてきました。

と言われた時には、その誠意に心を動かされていました。そこから気づけば、Hの勧める通りにネットショップの開設を進め、追加資金を投入する自分がいたのです。
関係が依存に変わる瞬間
やり取りが日常化するにつれて、Hは私にとって特別な存在になっていきました。特に印象的だったのは、

とHが言ってくれたときです。私も同じ気持ちを抱き、彼女に支えられながら日々を過ごすようになりました。そして、Hが

と提案してきたとき、私は疑いもせずにそれを前向きに受け止めました。
金銭のやり取りが発生し始めた段階
やがて、ネットショップをオープンする準備が整い、Hからは

と教えられました。少し不安がよぎりましたが、

という言葉に、Hへの信頼と期待感で、私はその不安を押しやりました。そして、指定された口座に10万円を振り込むことにしたのです。
疑念が浮かぶも信頼を優先してしまった場面
チャージを終えると、Hはすぐに

と励ましてくれ、私は安心しました。さらに、

とまで言われた時には、完全に彼女を信じ切っていた自分がいました。とはいえ、ふとした瞬間に小さな疑問が浮かぶこともありましたが、Hの誠実そうな態度や心のこもった言葉で、その疑念はいつもすぐに消えてしまいました。
徐々に深まる金銭的な要求
ネットショップがオープンしてからも、次々と注文が入るたびに追加の資金が必要だと伝えられ、何度も振り込みを行いました。その金額はどんどん膨らみ、追加資金の催促が続く中で次第にプレッシャーが増していきましたが、

と自分を励まして振り込みを続けました。
最後の決定打
そしてある日、〇〇〇号から

と緊急の連絡があり、店舗凍結を解除するには50万円の保証金が必要と言われました。ここにきてさすがにおかしいと思い、

と尋ねると、

と返されました。そこでやっと気づきました。私は、これまでのすべてが詐欺だったことを…。
Hとのやりとりを信じ込んでいた自分に、激しいショックを感じました。
教訓
この経験から学んだ教訓は、たとえ親しく見える相手であっても、SNS上で知り合っただけの人物には細心の注意を払う必要があることです。特に金銭や投資の話題が出た時点で慎重になり、振込先が「個人名」の場合は即座に不審を抱くべきです。また、相手の話が本当かどうか自分でリサーチし、周囲に相談することが重要です。ネット上のやりとりは実態をつかみにくく、相手の話が魅力的に聞こえたとしても、詐欺の可能性を考え、冷静な対応を心がける必要があると痛感しました。
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