【概要】あなたの会社も狙われている？「自動音声ガイダンス詐欺」の手口とは

最近、全国で「自動音声ガイダンス」を悪用した詐欺が急増しています。特に企業を狙った電子計算機使用詐欺が相次いでおり、被害額は数百万～数千万円にのぼるケースも…。

つい先日、北海道弟子屈町の企業が、全国信用金庫協会の職員を名乗る詐欺師に騙され、739万円を失う事件が発生しました。

🔹 実際の詐欺の流れ

1️⃣ 企業に「全国信用金庫協会」を名乗る自動音声案内の電話がかかる
2️⃣ 「インターネットバンキングの電子証明書を更新する必要がある」と案内
3️⃣ 指示に従って新しいID・パスワードを作成し、詐欺師に伝えてしまう
4️⃣ 企業の口座から、指定口座に739万円が送金されてしまう
5️⃣ 送金に気づいた企業が警察に通報

この手口は企業だけでなく、個人の銀行口座を狙うケースも多数報告されています。

📌 【なぜ騙される？】自動音声案内詐欺の巧妙なポイント

✔ 「全国信用金庫協会」などの公的機関を名乗ることで信用させる
✔ 自動音声案内を利用し、冷静な判断をさせない
✔ インターネットバンキングの「電子証明書更新」など、もっともらしい理由をつける

📌【被害を防ぐには？】今すぐできる3つの対策

✅ 自動音声案内の指示には絶対に従わない
✅ 「電子証明書の更新」などの話が出たら、公式サイトや直接窓口で確認する
✅ 企業の銀行担当者やIT管理者に必ず相談する

📌 【まとめ】まずは知ることが最強の防御！

最近の詐欺はますます巧妙化しており、一瞬の判断ミスが大きな被害につながります。

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出処：
・北海道新聞朝刊
・警察庁公式サイト
・全国信用金庫協会公式サイト