
周南市で『ウィルス感染』を装ううそ電話詐欺!70代女性が30万円被害
『ウィルス感染』を装ううそ電話詐欺
2025年1月14日、山口県周南市で「携帯電話がウィルスに感染している」と装ったうそ電話詐欺が発生しました。被害に遭ったのは70代の女性で、犯人の指示に従って現金30万円を振り込んでしまいました。
詐欺の詳細な手口
周南警察署によると、女性の携帯電話には「+1」で始まる国際電話番号から電話がありました。電話口の男はNTTファイナンスの社員を名乗り、以下のような話を持ちかけました。
- 「携帯がウィルスに感染しています」
犯人は「あなたの携帯がウィルスに感染しているため、このままだとデータが消える」と脅しました - 「修理費を払えば解決します」
続いて、「ウィルス除去のための修理費が必要」として金銭を要求。女性は不安に駆られ、話を信じてしまいました - 「ATMで振り込むよう指示」
犯人は金融機関のATMで具体的な操作を指示。女性は2回にわたり合計30万円を振り込んでしまいました
の手口は、被害者の不安を煽り、冷静な判断を奪うことを目的としています。
注意点と対策
様の詐欺に遭わないために、以下の注意点と対策を覚えておきましょう。
- 知らない番号からの電話には注意
「+1」など見覚えのない国際電話番号や、不審な着信には応答しないことが基本です。特に、「修理費」や「振り込み」を要求する内容は詐欺の可能性が高いです - 金銭要求があれば一旦確認を
電話やメールで金銭を要求された場合、すぐに応じず、家族や知人に相談しましょう。また、相手が名乗った企業や機関に直接問い合わせて真偽を確認することが重要です - 個人情報を伝えない
電話で個人情報(名前や住所、口座番号など)を尋ねられても、絶対に教えないでください。正規の企業や機関であれば電話での個人情報確認は行いません - 警察や消費者センターに相談
不審な電話を受けた場合は、すぐに警察や最寄りの消費生活センターに相談しましょう。早めの対応が被害を防ぐ鍵です
警察からの呼びかけ
今回の事件を受け、警察は以下の注意を呼び掛けています
- 「ウィルス感染」や「修理費」を装った金銭要求に注意する
- 不安に感じた場合は、すぐに周囲に相談する
出典
この記事は「2025年1月15日 YAHOO!ニュース<KRY山口放送>」を参考に編集・要約しました。
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