ヤフオク偽装サイトに注意！

はじめに

インターネット上での詐欺手口は年々巧妙化しています。特に、「ヤフオク」や「Yahoo!」といった有名プラットフォームに見せかけたフィッシング詐欺は、日常的に被害者を狙っています。この記事では、実際に詐欺師と行われた生々しい会話をもとに、詐欺の手口や注意点を詳しく解説します。

実際に行われた会話内容

ある日、SNSで「お●●みほ」と名乗る女性から友達リクエストが届きました。最初は一般的な雑談から始まり、最終的に**「ヤフオクに似たサイトで宣伝を手伝ってほしい」という話へと進んでいきました。

詐欺師の話に登場した手口のポイント

• 「1～2時間で終わる簡単な仕事」
• 「弁護士の姉から紹介された」「半年以上続けている」などの信頼を得るためのストーリー
• 「毎日2万円稼げる」と収入を強調し、被害者を引き込もうとする
• 招待コードや偽のURLを送信し、登録を促す

詐欺の手口を解説

1. Https://www.auctionjp.vip/
2. Https://yahoo-booking.com/

これらのURLは、一見すると「ヤフオク」や「Yahoo!」の正規サイトのように見えますが、実際にはフィッシングサイトです。これらのURLにアクセスすると、個人情報や銀行情報を盗まれるリスクがあります。
＊リンク先に飛ばないように「h→H」大文字にしています

実際の偽サイト

1.「Https://www.auctionjp.vip/」

任意の場所をクリックすると、ログイン画面が現れます

2.Https://yahoo-booking.com/

警告画面が表示されます。

詐欺を防ぐための3ステップ

オンライン詐欺を防ぐには、次の3つの対策を組み合わせるのが最も効果的です！

🛡 1. ウイルスバスターで不審なサイトをブロック

フィッシング詐欺サイトへのアクセスを防ぎ、ネットを安全に利用しましょう。

🔐 2. NordVPNで個人情報を守る

VPNを使えば、ハッカーや第三者による個人情報の盗み見を防げます。

💳 3. 楽天プレミアムカードの不正利用補償で安心

万が一、カード情報が盗まれても楽天プレミアムカードなら補償あり！

詐欺師が使うテクニック

• 心理的誘導
  – 短時間で簡単に稼げるという話で、相手を安心させます。
  – 家族や友人も使っているというストーリーで信頼感を演出します。
• 急がせる手法
  – 「まず一度試してみて」と、考える時間を与えず行動させようとします。
• 不審な質問には回避する
  – 具体的な金額や仕組みを尋ねると、「一度やればわかる」といった曖昧な回答を繰り返します。

被害に遭わないための注意点

詐欺師は、ターゲットを安心させるために親切心を装ったり、不安を煽ったりして行動を急がせます。特に以下のような甘い言葉に注意してください。

• 例1：資金の準備を促す手口
  「スタート資金は50,000円だよ。私が支払うから安心してね。」
  このように、「最初はお金を出さなくていい」と伝えながら、信頼関係を築いた後に高額な振り込みを要求してきます。
• 例2：不審なリンクへの誘導
  「このURLを開いて、個人アカウントを登録してくださいね。
  www.auctionjp.vip 招待コード：PFUC●●」
  URLをよく確認すると、正規のヤフオクサイトとは異なり、「auctionjp.vip」といった不自然なドメインを使用しています。このような場合は必ず正規の公式サイトを確認してください。
• 焦らせる誘導
  「まず一回やってみれば、すぐに分かるよ！」
  詐欺師は「一度やってみればわかる」「安心して大丈夫」と繰り返し、ターゲットを冷静に判断させないように急かします。このような時は一度冷静になり、疑問点を解消できない場合は断る勇気を持ちましょう。

よくある落とし穴

1. 「最初はお金がかからない」と言われるが、後にチャージが必要と言われる
2. 「手伝うだけでリスクなし」と言われるが、最終的に多額の振り込みを求められる
3. 友達や知人を装って勧誘される場合もある

詐欺師の巧妙な手口と実際の会話例

詐欺師は巧みに信用を得ようとし、信頼できる人物や専門家から紹介された仕事であると装います。

• 専門家をダシにした信頼の演出
  「前は知らなかったんだよね。弁護士の姉に紹介してもらって、今はもう半年くらい働いてるよ。」
  こうした発言は、ターゲットに「身内が弁護士なら信頼できる」と思わせ、警戒心を解かせる典型的な手口です。しかし、相手のバックグラウンドは確認できません。
• 最初は「お金はいらない」と強調
  「スタート資金は50,000円だよ。私が支払うから安心してね。」
  詐欺師は「お金は最初に払わなくていい」とターゲットを安心させますが、後から「ランクが上がるともっと儲かる」と言って高額な資金を要求する可能性があります。
• 不自然なURLを正当化する
  「これがヤフオクの商品宣伝サイトだよ。招待コードが必要なんだ。」
  詐欺師は偽装したURL（例：auctionjp.vip）を正当なものだと説明し、ターゲットをフィッシングサイトに誘導します。

重要な注意点

• 弁護士や身内を名乗っても疑う
  「弁護士の姉が～」「知り合いがやっている」という説明だけで安心しない。
• URLは公式サイトを確認
  「公式サイト」と言われても、URLを直接検索し、正規のドメインを確認しましょう。
• 焦らされても冷静に対応
  詐欺師は「すぐにやれば儲かる」「一回やってみればいい」と急かしますが、疑問点を全てクリアにするまで手を出さないことが大切です。

このような会話例からも、詐欺師がどのようにしてターゲットを取り込もうとするかが明確に見えてきます。SNSやメッセンジャーを使った詐欺手口は巧妙であるので怪しいと感じたら、個人情報を一切教えず、警察や消費者センターに相談してください。