特殊詐欺

特殊詐欺とは、電話やインターネットを悪用し、言葉巧みに金銭をだまし取る犯罪の総称です。オレオレ詐欺や架空請求詐欺、近年ではSNSやビデオ通話を利用した新たな手口が増加しています。本カテゴリーでは、最新の特殊詐欺の手口や事例、被害防止のための対策情報を詳しく紹介し、皆様が被害を未然に防げるようサポートします。

オレオレ詐欺

若者も被害に!AI型オレオレ詐欺の変化

AI悪用で変化する詐欺のカタチ 若者も狙われる「新・オレオレ詐欺」の実態とは?

2025年7月、トビラシステムズが公開した「特殊詐欺・フィッシング詐欺に関する調査レポート」によれば、これまで高齢者を中心に被害が多かった「オレオレ詐欺」が、いま若年層にも広がっているという驚きの報告がありました。

特に注目されているのは、ビデオ通話で偽の警察手帳を見せるなど“権威”を装う手口の巧妙化。また、SNSや生成AIなどの最新技術を用いて、あたかも本物のように演出された詐欺が行われています。

若者が被害に遭う背景には、以下の3つの大きな変化があります。


近年の詐欺手口に見られる3つの変化

1. スマホ世代がターゲットに

スマートフォンの普及により、LINE・SMS・SNS経由で詐欺が仕掛けられやすくなっています。日常的に使う端末だからこそ、警戒心が薄くなるのも一因です。

2. “家族”ではなく“権威”を使う手口へ

これまでは「息子を装う」などの“家族詐欺”が主流でしたが、最近では警察官や弁護士などを名乗ってくるケースが増加

「あなたが関与している事件で捜査が必要です」 「保釈金が必要です」 といった言葉で不安を煽り、お金をだまし取ろうとします。

3. AIやオンラインツールの悪用

生成AIを使って音声や映像を偽造し、まるで本人のように見せかける詐欺も登場。これにより、ビデオ通話や音声だけでは真偽が判断しにくくなっています。


被害プロセスの解説

被害は次のような流れで発生します。

  1. SMSやLINEで連絡 「金融機関からのお知らせ」などを装い連絡。
  2. 個人情報を引き出す 氏名・生年月日・住所などを聞き出し、個人特定を進める。
  3. 偽の警察や金融機関が登場 ビデオ通話や電話で“捜査関係者”として登場。「あなたの口座が悪用された」などと伝えてくる。
  4. 口座情報や現金の要求 「安全な口座に移す必要がある」「キャッシュカードを預けて」などと言われ、詐欺師の指定口座へ送金させる。
  5. 連絡が途絶え、被害に気づく 被害者が金融機関や家族に相談した時には、すでに口座は空になっているケースが多いです。

防犯アドバイス5つ

1. 警察・金融機関を名乗る相手は必ず確認を

一度電話を切って、正規の連絡先に確認しましょう。

2. ビデオ通話でも油断しない

映像があるから安心…ではありません。偽造IDやAI映像に注意。

3. キャッシュカードは絶対に渡さない

警察・銀行職員が自宅にカードを取りに来ることは絶対にありません。

4. 不安なときは家族か友人に相談

一人で判断せず、誰かに話すことで冷静になれます。

5. 詐欺情報を定期的にチェックする

信頼できる情報源(警察、専門サイト)で最新情報を確認しましょう。


心を守るためのメッセージ

詐欺は「自分だけは大丈夫」と思っている人ほど、狙われます。

若年層でも「警察」「銀行」「家族」の名前が出ると不安になり、つい信じてしまうもの。

ですが、詐欺師はそこに“付け入る隙”を見ています。

疑うことは、守ること。

相手が誰であれ、「おかしい」と思ったら立ち止まってください。


出典:YAHOO!<トビラシステムズ>(2025年7月10日配信)

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