
「携帯電話が送られてきた」高齢者を標的とする巧妙な新手口の特殊詐欺
事件概要
2024年6月、北海道札幌市で、背景には特殊詐欺グループと思われる群れによる新しい詐欺行為が発覚。「携帯電話を送り付ける」という新たな手法で、高齢者をビデオ通話で中継しながら詳細な個人情報を聞き出します。
この詐欺の突出点
ビデオ通話を使い、現在性や安心感を与える
- 直接顔を見せることで信頼性を高める
- 一般的なロボコールより、話し方や風調を使って心理的な精神操作を行いやすい
携帯送付のメリット
- 引っ越し先でも連絡が簡単
- 通信を等通語に限ることで依存度を高める
- 「これでないと連絡取れない」との嘘を使い、補充として価じこませる
被害プロセス
フェーズ1:進入、申し込み
- 固定電話に自動音声案内の電話
- 「通信停止」を振りに、パニックにさせる
フェーズ2:絶対連絡先を手に
- 携帯を送付し、不自由な上での連絡を続ける
フェーズ3:ビデオ通話で詳細な情報を吸い出す
- 口座番号や残高、家族構成、住所を話させる
防犯のポイント
▶ 「携帯が送られてきた」時点で疑って不安を持ち、家族や補家に相談
▶ 省略せず、詳しく家族構成を話さない
▶ 誰かを名乗り、こちらからの連絡を求める場合は必ず一度新しい手段で確認
▶ 誰かに正当な携帯を送ることはないと知る
▶ 安易にビデオ通話に引っ張られない
この方法が抱える危険性
- 劣悪な携帯を送り付け、マルウェアとして使われることも
- 情報を読み取るアプリがあらかじめインストールされている可能性
心を守るメッセージ
一見「便利」に見えるこのサービスは、詐欺の目的は「住所、家族構成、金融情報」です。
私たちの無知と信頼を悪用する詐欺に、対抗できるのは、知識と疑惑を持つ力です。「チョット疑う」ことで、まず一歩防ぐことができます。
【出処】Yahoo!ニュース「北海道ニュースUHB」
→ 最新ニュース一覧 https://www.sagi110.com/news
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