
「あなたの口座に詐欺被害金が振り込まれている」詐欺の手口と防ぐ方法
事件の詳細
1月7日、米子市の60代女性が詐欺グループの巧妙な手口に騙され、2700万円を振り込む被害が発生しました。
詐欺の手口とは?
- 総務省を名乗る電話
「あなたの携帯電話から迷惑メールが送信されている」と言われる。 - 警察を名乗る男に転送
「広域詐欺グループの幹部の所持品からあなたのキャッシュカードが見つかった」と伝え、不安を煽る。 - LINEで警察手帳の画像を送信
本物らしく見せかけた偽の警察手帳画像を送り、信用させる。 - 「あなたに逮捕状が出ている」と脅迫
「あなたの口座に詐欺被害金が振り込まれている」と説明し、捜査への協力を求める。 - 銀行口座の紙幣記番号を調べる名目で送金指示
「被害者の紙幣記番号と一致するか調査する」として6回にわたり2700万円を振り込ませる。 - LINEで「銀行口座凍結決定書」を送付
被害者の不安をさらに煽り、心理的に追い込む。 - 検察官を名乗る男が登場
「東京地検の検察官」などを名乗る男が登場し、詐欺の信憑性を高める。
詐欺を防ぐポイント
🔴 警察が「あなたの口座が捜査対象」と伝えてくることはない!
警察が個人の銀行口座を捜査対象とする際、電話で通知することはありません。
🔴 捜査協力を求めて送金を指示することはありえない!
「口座の紙幣番号を調べる」などの理由で送金を求められたら、すぐに詐欺を疑いましょう。
🔴 LINEや電話でのやり取りを続けない!
公式機関がLINEで対応することはなく、詐欺の可能性が高いです。
🔴 少しでも不審に思ったら家族や警察に相談を!
一人で判断せず、まずは身近な人や警察に確認を。
※出所:YAHOOニュース<山陰中央テレビ>
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