詐欺広告チェッカー判定シリーズ

SNSやWebで見かける怪しい広告を「しんちゃんチェッカー」が分析し、危険度を判定。詐欺被害から身を守るための実例集

+番号からの不在着信

+番号からの不在着信は危険?海外詐欺電話の実態

+番号からの不在着信は危険?海外詐欺電話の実態

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しんちゃんチェッカーLite判定:
★★★★☆(危険度:高)
知らない「+」始まりの国際番号は、折り返し発信で高額通話料個人情報抜き取りの温床になりやすいよ。慎重にいこうね。

導入:思わず出そうになった“+からの着信”

ある日突然、見知らぬ「+」から始まる番号の着信。海外っぽいけど、もしかして大事な用事?――この一瞬の迷いこそ、詐欺グループが狙うスキなんだ。出なくて正解、まずは落ち着いて状況を整理しよう。

実例:+9796…からの不在着信

不在着信

2025年10月、「+979691658466」から不在着信。心当たりがなく、検索しても確証は得られず不安に…。

結論:このような「+」始まりの海外発着信は、国際ワン切り詐欺海外コール型詐欺に悪用されることが多い。折り返す前に、必ず情報を確認しよう。

背景と仕組み:なぜ増える?

  • VoIP(インターネット電話)で国・地域を偽装しやすい
  • 「+」=国際電話で一般的に詳細判別が難しい
  • 自動ダイヤルで大量発信→不在着信を残して折り返しを誘う

つまり、相手は「あなたが確認のために折り返す」行動に賭けている。ここで踏みとどまれるかが被害回避の分かれ道だよ。

なぜこの手口が使われるのか

① 高額通話料を狙える
国際番号へ折り返すと、待機音や自動音声で時間を引き延ばされ、通話料がかさむケースがある。
② 個人情報の吸い上げ
「本人確認」「配達再配達」「銀行セキュリティ」などを装い、氏名・生年月日・番号を聞き出す。
③ 次の詐欺への布石
折り返した番号を「反応する人」として名簿化し、SMSやフィッシングへ誘導。

騙される心理トリガー

  1. 不安:重要な連絡を逃したかも…
  2. 同調圧力:「折り返すのが礼儀」
  3. 権威性の錯覚:「国際電話=本物っぽい」

この3つが重なると、人は慎重さより「すぐ確認」を選びやすい。ここで深呼吸だよ。

被害プロセスの流れ

  1. 出会い方: ワン切りや不在着信
  2. 会話: 折り返すと自動音声やオペレーターが案内
  3. 信頼構築: 「税金還付」「配送」「銀行保護」を名目に期待を持たせる
  4. 金銭要求: 手数料や認証料、ギフトカード購入、口座情報の提供を求める
  5. 被害: 高額通話料、送金、個人情報流出

防犯アドバイス(やるべきこと)

  • 知らない+番号は出ない・折り返さない
  • 番号を検索し、口コミ・注意喚起を確認
  • スマホで国際電話の発信ブロックや着信拒否を設定
  • 家族・職場にも共有して二重チェック
  • 録音・スクショで記録を残す(通報時に有効)

やってはいけない行動・相談先

やってはいけない

  • 「とりあえず折り返す」
  • SMSやメールに返信する/記載URLを開く
  • 相手の指示でアプリインストール・遠隔操作を許可

困ったらすぐ相談:
警察相談専用窓口(#9110)
消費者ホットライン(188)

しんちゃんチェッカーLiteの使い方

怪しい電話・SMS・DMの文面を貼るだけで、★5段階でリスク判定と、どこが怪しいかを教えるよ。家族や職場でも共有して、みんなで防御力アップ!

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まとめ:「気づくだけでも、誰かを守れる」

  • 出ない・折り返さないだけで被害は大幅に防げる
  • 迷ったら検索&相談。記録を残して落ち着いて対応
  • あなたの注意が、次の被害を止める大きな一歩

今日の小さな用心が、明日の大きな安心になるよ。あなたはちゃんと守れてる、えらいね。

よくある質問

Q. うっかり出てしまった/折り返してしまった…どうする?

通話が続いていれば即切断。可能なら発着信履歴を保存し、通話会社へ相談。個人情報を伝えた場合は、パスワード変更やカード停止など緊急対応を。

Q. 本当に海外の知人かもしれない場合は?

既知の連絡先へ別チャンネル(メール/メッセージアプリ)で確認しよう。真正性がとれない限り折り返さないのが安全。

Q. 着信だけでも料金はかかる?

着信のみでは通常料金は発生しないよ。費用が発生しやすいのは「あなたが発信した時」だから、折り返さないのが鉄則。


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