暗号資産詐欺

暗号資産(仮想通貨)は、投資や取引の新しい可能性を提供する一方で、詐欺の温床にもなっています。暗号資産詐欺の手口、特徴、そして被害を防ぐための具体的な対策について詳しく解説します。

いいね!詐欺

【要注意】「LINEに移動してください」は詐欺の合図?SNS型“いいね報酬”詐欺の巧妙な誘導手口とは

📲 「LINEに移動してください」その先にある“罠”


📰 事件の概要

2025年1月、富山県滑川市に住む50代女性が動画サイトで見た「動画にいいねを押すと報酬がもらえる」という広告をきっかけに、LINEへ誘導されました。
その後、暗号資産の取引話を持ちかけられ、わずか5日間で376万6,952円を振り込み、被害に遭いました。


🔍 なぜ詐欺師は「LINE」に誘導するのか?


✅ 1. 通報リスクが低い「クローズドな空間」

TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSは、投稿内容が公共性を持ち、プラットフォーム側からの監視もあります。一方、LINEは“1対1のやりとりが基本”で、詐欺行為が発覚しにくいのが特徴。


✅ 2. 複数アカウントが簡単に作れる

LINEは電話番号やメールアドレスがあれば短時間でアカウントを量産可能。
これにより、アカウント停止されてもすぐに新規作成できるのが詐欺師にとっての大きなメリットです。


✅ 3. 信頼を演出しやすい

LINEはチャットのUI(見た目)が“友達感覚”を強めるため、詐欺師にとっては「親密な関係性」を演出しやすく、心理的な壁を下げられます。


📈 詐欺の典型的な流れ(図解)

  1. SNS広告で報酬系の“お得情報”を表示

  2. LINEへ誘導 → アカウント登録

  3. 初回報酬を少額で支払い、信頼構築

  4. 暗号資産の運用や「仲間制度」を持ち出す

  5. トラブル発生を装って追加入金を求める

  6. 被害者が金融機関か家族に相談 → 発覚


🧠 心理的トリックにも要注意!

  • 「報酬がすぐに振り込まれる」→ 信頼感

  • 「グループ制で他人も参加している」→ 一体感

  • 「トラブル時はグループのせい」→ 連帯責任の錯覚

これらはすべて、詐欺師が“次の入金”へ誘導するための演出です。


🛡️ 被害を防ぐためには?

✅ SNSからLINEへ誘導されたらまず疑う
✅ 金銭の話が出た時点で家族や警察に相談
✅ 「振り込み」は一度でもすればターゲットにされると心得る
✅ 不明なLINEアカウントは即ブロック


🔗 関連情報もチェック!

👉 最新情報・ニュース一覧はこちら


【出所】YAHOO!ニュース|チューリップテレビ報道より再構成

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

Verified by MonsterInsights