
ネットに強い60代男性でも騙された!巧妙すぎるロマンス詐欺の実態と対策
ネットに強い60代男性でも騙された
「自分はネットに詳しいから大丈夫」そう思っていた私が、まさかロマンス詐欺に引っかかるとは夢にも思いませんでした。私は60代で、長年IT関連の仕事をしてきたため、ネット詐欺にはある程度の知識があるつもりでした。しかし、それでも巧妙な手口に引っかかり、結果として380万円を失いました。
近年、中高年向けのマッチングアプリが急増し、多くの人が新しい出会いを求めています。しかし、それを悪用する詐欺師たちがいることも事実です。本記事では、私の実体験をもとに、ロマンス詐欺の手口とその対策について詳しく解説します。
ネットに強い私でも引っかかった理由
詐欺に遭う前の私は、「ネット詐欺のことはよく知っているし、騙されることはない」と思っていました。しかし、ロマンス詐欺は従来のフィッシング詐欺や架空請求とは全く異なるアプローチで、心理的に揺さぶりをかけてくるのです。
ターゲットはシニア世代の孤独感
- 仕事を引退し、時間に余裕ができた
- 家族と疎遠になり、話し相手が少なくなった
- 「最後の恋愛」を楽しみたい気持ちがあった
詐欺師は焦らず時間をかける
- 最初は礼儀正しく、すぐにお金の話はしない
- 長期間メッセージを送り、信頼関係を築く
- 少しずつ「大切な人」と思わせる言葉を使う
「これは詐欺ではない」と思い込ませるテクニック
- 相手はリアルな写真や動画を送り、実在する人物のように振る舞う
- 話し方やストーリーが自然で、不審に思う要素が少ない
- 「困っている」といった共感を誘うシチュエーションを作る
詐欺の手口はここまで進化していた!
私が騙された手口は、今までの詐欺とは違いました。詐欺師たちはテクノロジーを駆使し、より高度な騙し方を実行してきます。
AIとSNSを駆使した高度な詐欺
最近のロマンス詐欺では、AIを活用して実際の人間と区別がつかない会話をすることがあります。私の相手も、24時間いつでもスムーズに返事をしてきました。後から調べると、AIを利用していた可能性が高いと分かりました。
外国人投資家を装った投資詐欺型
私がやり取りしていた相手は、「海外でビジネスをしている女性」でした。最初は日常会話が中心でしたが、次第に「投資の話」を持ち出してきました。
- 「絶対に儲かるから、少額でも投資してみない?」
- 「私も一緒にやるから安心して!」
- 「早くしないと、このチャンスは逃してしまうよ!」
このような言葉に誘導され、私は気づかないうちに送金してしまいました。
もう二度と騙されないために!
私の経験を踏まえ、ロマンス詐欺に遭わないための具体的な対策をまとめました。
お金の話が出たら即ブロック!
どんなに親しくなった相手でも、お金の話を持ち出した時点で詐欺を疑うべきです。
- 「借金がある」「投資をしないか」といった話が出たら危険信号
- どんなに巧妙なストーリーでも、お金を要求するのは詐欺師の手口
- 一度お金を送ると、さらに要求される可能性大
URLリンクには絶対アクセスしない!
詐欺師は「このサイトで詳しく話そう」「別のアプリに移動しよう」と言って、外部サイトへ誘導しようとします。
- 見知らぬURLをクリックしない
- 公式アプリ内でのみやり取りをする
通話やビデオ通話で本物か確認!
メッセージだけでは相手の正体がわかりません。早い段階で通話やビデオ通話を求めることで、本当に存在する人物かどうかを確認できます。
- 何かと理由をつけて通話を避ける場合は要注意
- 写真とビデオの印象が違う場合は疑う
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まとめ:騙されないための心得
重要なのは、冷静な判断と疑う力です。
✅ お金の話が出たら即ブロック!
✅ 見知らぬURLにはアクセスしない!
✅ 早い段階で通話やビデオ通話をする!
✅ 「最後の恋」だと思い込まない!
これらの対策を意識しながら、マッチングアプリを安全に楽しみましょう。
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