ロマンス詐欺

ロマンス詐欺は、恋愛関係を装った詐欺の一種です。詐欺師は主にオンラインプラットフォーム(SNSやマッチングアプリ)を利用し、被害者に接触します。彼らは偽のプロフィールを作成し、信頼を築くことで、最終的には金銭を要求します。

ロマンス詐欺の手口

【詐欺最新手口】偽マッチングアプリ×報酬制度のロマンス詐欺が急増!その巧妙な仕組みとは?

💔 進化系ロマンス詐欺に注意!「デート+報酬」で65万円をだまし取られた手口


📌 事件概要

Instagramをきっかけに始まった恋のやり取り。
だがその裏には、偽マッチングサイト・デートカード・身分証送信・グループLINEなど、
複数の詐欺要素が絡んだ新たなロマンス詐欺が隠れていました。


📷 ストーリーの流れ(要点まとめ)

  1. Instagramで知り合う

  2. 「pairs風」の偽サイトへ誘導

  3. LINEでつながった女性が「デートカード」を要求(1万円)

  4. 認証作業として操作を指示される

  5. 報酬が“振り込まれ”、信用を強化

  6. 第2段階では3万円、第3段階では50万円送金

  7. グループLINEで「責任を取れ!」と圧力

  8. 最終的に被害額は約65万円


❗どこが巧妙だったのか?


✅ 巧妙①:「小額→出金成功」で信頼させる

最初に1万円を支払い、1万2000円が実際に返金されることで、
「本当に信頼できるサービスかも」と思わせる仕組みです。


✅ 巧妙②:「疑似投資」的な報酬構造

お金を払う → 認証 → 報酬発生 → 出金
という流れは、まるで副業や投資のよう。
恋愛感情と報酬のダブル刺激で、疑念を持たせない構造です。


✅ 巧妙③:グループLINEで「連帯責任」を演出

被害者を4人のLINEグループに参加させ、
「あなたの操作ミスのせいだ」と集団から責め立てることで、罪悪感を刺激
追加で100万円を払わせようとする「心理的圧力」も非常に悪質です。


🧠 この手口に使われた“心理テクニック”一覧

心理効果 説明
ハロー効果 有名サイト風のUIで信頼感を与える
フット・イン・ザ・ドア 小額決済を承認させた上で高額請求へ
群衆効果 グループLINEで「周囲も納得してる」演出
恋愛感情誘導 甘い言葉と関心で冷静さを奪う

🛡️ だまされないための対策ポイント

✅ 「会う前にお金」はすべて詐欺を疑う
✅ LINEやSNSで金銭要求されたら即ブロック
✅ サイトのURLが公式と違うなら即中止
✅ 身分証を送らない・入力しない
✅ 少しでも不安を感じたら、家族や警察へ相談


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【出所】
出典:YAHOO!ニュース(ジャーナリスト 多田文明)2025年5月6日掲載

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