「大阪県警」は存在しない!妻が見破った詐欺電話の落とし穴
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Toggle📌 夫の電話に妻が即座に反応した理由とは?
2025年5月、北海道の道南地方で自営業を営む40代男性のもとに1本の電話がかかってきました。番号は「070」から始まる見知らぬ番号。不審に思いながらも、仕事の可能性を考え通話に応じたところ、相手は「大阪県警の者だ」と名乗ったのです。
すぐそばで会話を聞いていた妻が、異変に気付きました。
「大阪県警」なんて存在しない。正しくは『大阪府警』のはず——!
その瞬間、妻は詐欺の可能性を察知し、通話を録音、夫に会話を引き延ばすようジェスチャーで指示しました。巧妙に装った特殊詐欺の電話。しかし、たった一言のミスでその“仮面”が剥がれ落ちたのです。
🎭 詐欺師がこの手口を使う理由とは?
特殊詐欺犯が「警察官」を名乗るのには、いくつかの明確な理由があります。
1. 公的機関=信頼という心理を利用
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「警察」「検察」「金融庁」など、公的機関の名を出すことで信頼を得やすくなります。
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特に高齢者は「お上」に弱く、疑わずに話を信じてしまいがち。
2. 被害者の不安心理をあおる構造
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「あなたが犯罪に関与している」と言われれば、誰でも動揺します。
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心理的に追い詰め、冷静な判断力を奪うのが狙いです。
3. 犯人の匿名性が守られる
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通話のみで完結するため、犯人は顔も姿も見せることがありません。
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IP電話や使い捨てSIMで身元を特定されにくくしています。
🕳️ 被害のプロセス:だまされるのはこういう時
今回の事件では未遂に終わりましたが、犯人たちは以下のようなプロセスで詐欺を仕掛けます。
STEP1:見知らぬ番号からの着信
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多くは「070」「050」などから始まる携帯やIP電話番号。
STEP2:警察を名乗り、不安をあおる発言
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「詐欺グループからあなた名義のカードが見つかった」
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「出頭を拒めば、生活に支障が出る」
STEP3:個人情報の確認を装い、詐取を試みる
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住所、口座、家族構成などの情報を引き出そうとする。
STEP4:金銭の送金を求める
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「潔白を証明するには現金を調査する必要がある」として、送金させる。
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ビデオ通話で偽の警察手帳を見せることも。
STEP5:通話終了後は連絡不能に
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被害者が警察に相談する前に、逃走・証拠隠滅。
🛡️ 防犯アドバイス:被害を防ぐための5つのポイント
① 知らない番号にはすぐ出ない
→ 留守電を活用し、内容を確認してから折り返すのがベスト。
② 公的機関を名乗る相手をすぐ信じない
→ 警察官ならば「所属・階級・氏名」を名乗るのが原則。
③ 一人で判断しない
→ 家族や知人に共有し、冷静な判断を仰ぎましょう。
④ 通話を録音するクセをつける
→ 不審に思ったら録音開始。後から警察への証拠にもなります。
⑤ 正しい情報を学んでおく
→ 「大阪県警」は存在しないなど、基本的な知識を知るだけでも防御力は上がります。
💬 心を守るためのメッセージ:あなたの疑問は、誰かを守る一歩に
詐欺にあう人は「騙されるような人」ではありません。誰もがふとした瞬間に冷静さを失い、相手のペースに飲み込まれてしまうのです。
今回の事件では、たった一言の違和感に気付いた妻が、大きな被害を防ぎました。
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「自分は大丈夫」と思わないこと
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「変だな?」と感じたら即相談すること
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「小さな違和感」を大切にすること
この3つの意識が、自分自身や大切な人を守る盾になります。
🔚 まとめ:詐欺を見破った「その一言」の威力
「大阪県警」という存在しない組織名。
この“たった一言”のミスが、夫婦を救いました。
特殊詐欺は年々進化し、SNS・AI・ビデオ通話などの最新技術も取り入れています。しかし、どれほど手口が巧妙でも、「冷静さ」と「情報リテラシー」があれば、防ぐことは可能です。
不安なときこそ、誰かに相談。冷静さを忘れないことが何よりの防犯です。
📖 出典
YAHOO!NEWS<読売新聞オンライン>2025年7月19日
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