
詐欺被害が過去最悪の2,000億円超!SNS・ネットバンキング詐欺の最新手口と対策を徹底解説
詐欺被害が過去最悪の2,000億円超!
SNS・ネットバンキング詐欺の最新手口と対策を徹底解説
2024年の詐欺被害が過去最悪に
2024年、日本国内の詐欺被害総額が 過去最悪の2,000億円(暫定値) に達したことが明らかになりました。特にSNSを悪用した 投資詐欺・ロマンス詐欺 の被害が1,268億円と、前年の1.8倍に急増しています。
さらに、インターネットバンキングを利用した特殊詐欺が横行し、「※1件あたり1,000万円以上の高額被害」が相次いでいます。警察は対策を強化していますが、犯行グループが海外に拠点を持つケースが多く、摘発が困難な状況です。
ここでは、最新の詐欺手口 を詳しく解説し、被害を防ぐための 効果的な対策 をご紹介します。
詐欺の最新手口
① SNSを利用した投資詐欺
SNSで「簡単に稼げる」「投資で儲かる」などの広告を見たことはありませんか?
詐欺グループは、著名な投資家やコンサルタントを装い、LINEやInstagram、Twitter(X)を通じて投資話を持ちかけます。最初は少額の投資で利益を出させ、信用させた後、高額な資金を振り込ませて音信不通になる手口です。
被害例:
- 30代男性が「1週間で資産2倍」と言われ、300万円を振り込んだが出金できず
- 50代女性が「特別な投資案件」として知人を紹介され、1,200万円を騙し取られた
対策:
✅ SNSでの投資話には一切関わらない
✅ 知らない人からのDMやLINEの追加は慎重に
✅ 金融庁登録の投資会社かどうか確認する
② ロマンス詐欺(恋愛詐欺)
マッチングアプリやSNSを通じて親しくなった相手が、突然「緊急でお金が必要」と言ってきたら要注意です。
犯人は、親密な関係を築いた後、「家族が病気」「事業がうまくいかない」などの理由で金銭を要求します。特に 海外に住んでいると称する詐欺師が多い のが特徴です。
被害例:
- 40代女性が「海外駐在のエリート男性」と名乗る相手に恋をし、500万円を送金
- 60代男性が「日本に移住したい」と話す外国人女性に600万円を貸して連絡が途絶えた
対策:
✅ 会ったことのない相手にお金を貸さない・送らない
✅ 「国際恋愛」「駐在員」「成功した投資家」を名乗る相手には特に注意
✅ 相談できる第三者(友人・家族)を持つ
③ ネットバンキング詐欺
ネットバンキングを狙った詐欺が急増し、「リアルタイムフィッシング」という新たな手口が問題視されています。
手口:
- フィッシングメールを送信し、銀行のログインページを装った偽サイトへ誘導
- ユーザーがID・パスワードを入力すると、即座に犯罪者が本物のサイトにログイン
- ワンタイムパスワードがユーザーの携帯に送られる
- ユーザーは偽サイトにワンタイムパスワードを入力
- 犯罪者がそれを使って正式な送金を行う
被害例:
- 50代男性が「口座に不正アクセスがありました」というメールを受け取り、ログイン情報を入力。その後、500万円が不正送金された。
- 30代女性が通販サイトを装ったメールに騙され、クレジットカード情報を盗まれた。
対策:
✅ メールやSMSに記載されたURLは開かない
✅ ネットバンキングは公式アプリからログインする
✅ ワンタイムパスワードを入力する前に不審点がないか確認
詐欺を防ぐための3ステップ
オンライン詐欺を防ぐには、次の3つの対策を組み合わせるのが最も効果的です!
🛡 1. ウイルスバスターで不審なサイトをブロック
フィッシング詐欺サイトへのアクセスを防ぎ、ネットを安全に利用しましょう。
🔐 2. NordVPNで個人情報を守る
VPNを使えば、ハッカーや第三者による個人情報の盗み見を防げます。
💳 3. 楽天プレミアムカードの不正利用補償で安心
万が一、カード情報が盗まれても楽天プレミアムカードなら補償あり!
詐欺被害を防ぐためにできること
🔹 知らない番号・メールアドレスからの連絡には慎重に対応
🔹 金融機関や公的機関の連絡は必ず公式サイトで確認
🔹 家族や友人と情報を共有し、詐欺の手口を知る
🔹 怪しいと思ったら、一度冷静になり、相談する
🔹 SNSのプライバシー設定を見直し、不審なフォロワーを排除
まとめ
「自分は大丈夫」と思っている人ほど、詐欺師の巧妙な手口に引っかかりやすいのが現実です。
「疑わしい」と感じたら、一度立ち止まることが大切。
被害を防ぐために、最新の詐欺手口を知り、正しい対策を実践しましょう。
👉 さらに詳しく知りたい方はこちら 🔗 詐欺の最新情報をチェック
出所:京都新聞 / sagi110.com編集部
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