「LINEのビデオ通話」で警察官になりすまし！

最近、「警察官を名乗る詐欺師」がLINEのビデオ通話を利用する新たな手口が急増しています。

詐欺師は、070から始まる番号で電話をかけ、「あなたが詐欺に関与している疑いがある」などと不安を煽ります。その後、LINEのビデオ通話へ誘導し、「警察手帳らしきもの」を画面越しに見せて信用させるという巧妙な手口を使用！

実際にこの手口で山形市の20代女性が26万円を騙し取られました。

🎯 なぜLINEのビデオ通話を使うのか？

詐欺師がLINEのビデオ通話を使う理由は以下の通りです。
✅ 対面のように見せかけることで、信じさせやすい
✅ 動画を一時的に見せるだけなので偽造しやすい（警察手帳も作りやすい）
✅ 詐欺の証拠が残りにくい
「本物の警察官がビデオ通話で話している」と思い込ませることで、被害者は疑うことなく指示に従ってしまうのです。

🔍 こんなセリフには要注意！

詐欺師は次のような言葉を巧みに使い、不安を煽って冷静な判断を奪います。

🚨 「あなたの口座が犯罪に利用されています」
🚨 「このままでは逮捕される可能性があります」
🚨 「お金を一時的に保管するために指定口座に振り込んでください」
🚨 「身の潔白を証明するために、言われた通りにしてください」

これらのフレーズが出た時点で、詐欺確定！ 絶対に指示に従わないようにしてください。

詐欺に遭わないための対策

このような被害を防ぐために、次の対策を実践しましょう。

✔ 警察がLINEのビデオ通話で対応することはない → ビデオ通話を要求されたら即ブロック！
✔ 「070」「050」などの番号からの警察名乗りは詐欺 → 一度電話を切り、警察署に直接問い合わせる！
✔ 個人情報や銀行口座の情報を絶対に教えない → 口座の安全確認をすると言われても、振込指示には従わない！
✔ 家族や友人に相談する → 一人で判断せず、誰かに相談すれば被害を防げる！

🆘 もし詐欺に遭ってしまったら…？

万が一、詐欺に遭ってしまった場合は、すぐに以下の行動を取りましょう。

📞 警察（#9110）に相談する
📞 銀行に連絡し、振込停止措置を依頼する
📞 家族・知人に被害を共有し、同様の手口に注意を促す

「自分は大丈夫」と思っていても、詐欺師の手口は年々巧妙化しています。
この手口を知ることで、大切な人の被害も防ぐことができます！