
ロマンス詐欺で300万円被害!マッチングアプリを悪用したショッピングサイト詐欺の手口
ロマンス詐欺事件
今回の話題は、秋田県大仙市で発生した「ロマンス詐欺」の事件についてです。特にマッチングアプリを利用した新たな手口が使われたこの事件を解説し、皆さんに注意喚起をしたいと思います。
事件の概要
秋田県大仙市に住む60代の男性が、マッチングアプリで知り合った相手にショッピングサイトの経営を勧められ、約300万円をだまし取られるという被害が発生しました。この事件の流れを整理すると以下のようになります。
1️⃣ 信頼関係の構築
男性は昨年8月下旬、利用していたマッチングアプリで女性を名乗る人物と出会いました。その後、無料通信アプリ「LINE」でメッセージを重ねるうちに親近感を抱くようになりました。私もこの男性のようにロマンス詐欺、ショッピングサイトの経営を勧められ騙されました。
2️⃣ ショッピングサイト経営の提案
女性を名乗る相手から「TikTok」というショッピングサイトの経営を勧められた男性は、指定されたURLにアクセスし、指示通りにサイトを開設しました。
3️⃣ 商品の仕入れ費用の振込要求
その後、「TikTokサポート」を名乗る別の人物が登場し、商品の仕入れ費用として現金の振込を要求。男性は指定された口座に計約300万円を振り込んでしまいました。
4️⃣ 利益引き出しを試みるも罰金を要求される
男性がサイト上に表示された利益を引き出そうとすると、「契約違反があった」「48時間以内に罰金を支払え」との要求を受けました。不審に思った男性は弁護士に相談し、被害が発覚しました。
この詐欺事件の特徴
1️⃣ 親近感を抱かせるロマンス詐欺の手口
マッチングアプリを通じて信頼関係を築き、経済的搾取につなげる手口です。
2️⃣ ショッピングサイト経営という新しい誘い文句
「TikTokのショッピングサイト経営」という具体的な提案で、被害者の好奇心やビジネス意欲を利用しました。
3️⃣ 二段構えの金銭要求
最初に商品の仕入れ費用を要求し、後に「罰金」などの名目でさらに金銭を詐取する手法が使われています。
詐欺を防ぐためのポイント
- 見知らぬ相手の提案には慎重に
SNSやマッチングアプリでの出会いがきっかけで、経済的な提案をされる場合は特に注意しましょう。 - 指定されたURLやアプリにはアクセスしない
詐欺師は信頼を得た後、不審なリンクを送りつけてきます。アクセスや登録は控えましょう。 - 不審な要求には専門家に相談する
疑わしい要求があった場合は、一人で判断せず、弁護士や警察などの専門家に相談してください。
まとめ
出典
この記事は、2025年1月16日「YAHOO!ニュース<ABS秋田放送>」を参考に独自に執筆しました。
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