
【要注意】「ショッピングサイト経営詐欺」の実態!商品が売れても出金できないカラクリとは?
詐欺被害の男性が語るショッピングサイト経営詐欺の実態
「ネットで簡単に稼げる」「スマホ1つで副業」
そんな甘い言葉に誘われ、ショッピングサイトのオーナーになった結果、数千万円を失う詐欺被害が急増しています。
📌 特に多いのがこの手口!
✅ 架空のECサイトを経営させる
✅ 「売上がどんどん増えている」と見せかける
✅ 「仕入れ代金を追加しないと販売できない」と投資を迫る
✅ 出金を申請すると「追加投資が必要」と強制される
✅ 資金が尽きたところで連絡が取れなくなる
被害者は「あと少し投資すれば回収できる」と思い込み、次々とお金を振り込んでしまいます。
しかし、実際には「売上金」はただの画面上の数字にすぎず、最初から出金できる仕組みではないのです。
60代男性が3000万円を失ったショッピングサイト詐欺の実態
札幌市の60代男性は、ネット上で韓国籍の女性を名乗る人物と知り合いました。
「ネットでショッピングサイトを経営して稼いでいる」と言われ、男性も同様のビジネスを始めることに。
📌 詐欺の流れ
- ショッピングサイト開設
女から紹介されたサイトに登録し、男性は「経営者」として運営をスタート。 - 画面上では商品がどんどん売れる
サイトの管理画面では、売上が増えているように見える。
「これは儲かる!」と信用し、追加投資をするように。 - 仕入れ代金を要求される
「販売のために在庫を確保する必要がある」と言われ、17回にわたり合計3000万円を振り込む。 - 出金できない理由を次々に提示
資金が底をつき、出金を要求すると「今は出金できない」「もう少し仕入れ資金を投入すれば可能になる」と説明される。 - 連絡が取れなくなり、詐欺と発覚
ついにサイトは閉鎖され、女とも連絡が取れなくなった。

【被害者の証言】
「途中から不信感はありました。でも、お金がなくなると思ったら取り返すために次々と振り込んでしまった。あまりにも大きな金額で大変ショックを受けています。」
なぜ人は騙されるのか? 被害者心理を分析
この手口では、被害者に「自分は投資で成功している」と思い込ませ、冷静な判断力を奪います。
🔴 成功体験を作る → 最初に小額の出金をさせ、「本当に利益が出る」と錯覚させる
🔴 不安を煽る → 「追加資金を入れないと売上が失われる」と焦らせる
🔴 損失回避の心理を利用 → 「投資した分を取り戻さないと損だ」と思わせる
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【警告】「ネットで簡単に稼げる」は99%詐欺!
このような詐欺は、SNS広告や出会い系アプリなど身近な場所から広がっています。
どんなに魅力的な話でも、ネットで知り合った人物にお金を振り込むのはNG!
💡 被害を防ぐためにできること
✅ SNSの「投資話」「副業話」は疑う
✅ 出金できるかを確認する前に追加投資しない
✅ 知人や家族に相談し、冷静に判断する
✅ 不審な場合は警察や消費者センターへ相談
出典
この記事の内容は、2025年1月30日 YAHOOニュース<STVニュース>を参考に作成しました。
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